Marre Official Site


イベントの詳細告知ページはこちら

写真をクリックすると拡大画像表示されます(Nextボタンで、続けて閲覧できます)





天国民初の米国LAツアーから帰国10日後、そして、会場は初めての渋谷duo MUSIC EXCHANGE。

11月28日MARREデビュー20周年記念ライヴは、20年の思い出をふり返るというよりは、新しい始まりに向けての期待に満ちたものとなりました。

師走直前の月曜夜、開場前の列には新幹線で駆けつけたファンも。
寒い中ほんとうにありがとうございます。




会場に入った瞬間、誰もが「ここ、キックバック?」と思ったのではないでしょうか。
モバイルキックバックカフェも完全にハマっていましたね。
あまりにも雰囲気が似通った会場、渋谷duo MUSIC EXCHANGE。「今までの会場で一番良かった!」そんな声を沢山聞きました。



都会の雑踏が入場SE(効果音)、そしてオープニングの「Edge of Time」。

10月には陸前高田で奉納演奏し、11月にはロサンゼルス7公演と、在ロサンゼルス日本国総領事官邸にて「君が代」独唱。
世界を舞台に歩くマレが、日本の渋谷の街に戻ってきた瞬間です。






「小さすぎる世界」はデビュー当初からの人気曲。この曲の舞台も渋谷。
ストレートなロックが文句無しに心地よい1曲です。

続いては、09年にRe-Startしてから人気を博しているバラード「エメラルド色の夜」。今年2月にCDリリースされたこの曲は、現在(いま)のマレLIVEを代表するAORナ
ンバー。

#1 Edge of Time
#2 小さすぎる世界
#3 エメラルド色の夜


続いてお待ちかね「僕はこういう音楽が大好きなんです」(マレ)という怪しい曲シリーズ。
結婚カウンセラーとして、もっとも目の当たりにするという、不倫に走る男の愚かな姿を描いた「優柔普段は大嫌い」

#4 優柔不断は大キライ


そして、遂にあの曲が炸裂!
「20数年前この曲でデビューするはずだった。でも、しなくて本当に良かった」(マレ)という「ゴキブリ」。
講演会やセミナーで時おり話題になるが、実際の曲を聴いたことがある人は非常に少ない、まさに伝説の曲です。

ゴキブリのように世の中に嫌われている主人公の、あくなき欲望を歌い上げるこのシニカルなナンバーは、他のどの曲にも無いパンチの効いた風刺メッセージ。
それもそのはずで、詞は「ハチのムサシは死んだのさ」で知られる俳優内田良平氏(故人)によるもの。
学生運動さなかのマレは、彼からこの曲をプレゼントしてもらい、当時ムーヴメントだったパンクロックのビートに乗せたのでした。

#5 ゴキブリ

帰国直後ライヴという時間の無い中で、最高のステージを作ってくれたザ・職人ミュージシャンの面々。

ペドロ&カプリシャスのメンバーで近藤真彦バンドでも活躍、マレLIVEではもはや"バンマス"の佐藤誠(ギター)と、彼が信頼する斉藤まこと(ベース)、荒川秦(キーボード)。
情熱のサックスTAG、ファンキー・パーカッション小川岳史、天国民ドラマーの岩瀬一城。コーラスは公私共にマレのパートナーKumikoと、会場から声援も飛んだホリコーこと堀幸太。


#6 Innocent Man

そして、20年前には決して出来なかったコーナー「男と女の心理学講座」。

今回のテーマは「男はウルトラマン、女はシンデレラ」。

この黄金律がマレを17万部ベストセラー作家にしたのです。


大爆笑スキットに続いてマレの心理学セミナー。
面白可笑しく男女の違いについて学んだあとは、音楽に合わせておさらい。

#8 僕は結婚カウンセラー

ロック、ポップス、心理学セミナー。そしてこのあとゴスペル。
こんなステージが他にあるでしょうか!?


 

この春に出来た新曲「ONE VOICE」
震災の悲しみから生まれたこの曲は、20年目の現在(いま)のマレ。

#8 One Voice

20年前、レコード会社はマレの音楽を、ゴスペルに代わる言葉として「スピリチュアルロック」とい表現をしました。
その真骨頂と言える「together」、そして「最後には愛」で本編終了。

#9 Together
#10 最後には愛

20年前は孤高のメッセンジャーだったマレにも、現在は妻Kumikoの姿が。
この二人三脚が新しいマレLIVEを描いていくことでしょう。

アンコールは期待の声が多かった「サマリアの女」を弾き語りで久々に披露。
20年前のアルバムデビューの翌年にシングルカットこの曲は、「聖書の物語から作った曲だから、わかりにくいのでは」というマレ本人の思惑とは別に、放送でもライヴでも関係者からリクエストされ、日本全国あらゆるところで歌われた、マレ初期の代表曲。

EC   サマリアの女


作家で、カウンセラーで、カフェ経営者。
いちミュージシャンとしてスタートしたマレの20年間は、本人の思いをはるかに越えたドラマチックな日々でもありました。
ライヴ翌日、大好評だった天国民LAツアーを受けて緊急リリースされる新曲のレコーディングに突入したマレ。
まだまだ新しいドラマは続くようです。

Marehisa Ishii 2009 All right reserved. Marehisa Ishii 2010 All rights reserved. Live Photo : Mikako Ishiguro