事実に基づいている
この小説における芸術作品、建築物、文書、秘密儀式に関する記述はすべて事実に基づいている。
小説なのに、言っちゃいました、この一言。この本がここまでブームになった最大の引き金ではないでしょうか。
この一言があるので、キリスト教(特にカトリック)は大変な騒ぎになり、マスコミもそれを煽るのでより話題性を高めたわけですね。
実際物語を読み終えた人の心に残るのは、一気に駆け抜けた事件解決へのストーリーよりも、レオナルド・ダ・ヴィンチやキリストに関する蘊蓄(うんちく)情報。
読み終わったら、絵の見方もキリスト教への感覚もひと味違う。思わず誰かに言いたくなる。「ねぇねぇ知ってた!?」
ちょっとお待ちを!
でもまさかこの本を、本当に「ノンフィクション」作品だと思っていませんか?
ああ、まさかとは、思ったけれど…も、もしや、あなたも〜??
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