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カンヌ映画祭 賛否両論('06.5.20up) |
カンヌ映画祭に先立って、映画『ダ・ヴィンチ・コード』のプレス・バイヤー向け試写会が行われました。(16日)
この試写会ではジャーナリスト達の評判は悪く、クライマックスでは失笑も起こったとか。
転じて翌日の映画祭初日(17日)の特別上映会開催では5分以上のスタンディングオベーション。
まさに賛否両論ですね。
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ジャーナリストには悪評、失笑も=「ダヴィンチ・コード」
2006年05月17日(水) 時事通信
【カンヌ(仏)16日】
今年最も話題となっている映画「ダヴィンチ・コード」が16日、カンヌ映画祭の初日(17日)の特別上映に先立って、ジャーナリストや批評家たち向けに上映されたが、評判は芳しくなかった。上映が終わると、拍手の代わりに口笛が聞かれ、重要な場面では失笑も漏れた。米紙ボストン・グローブの記者は、「良くなかった。原作本と同じくらい悪い出来だった」と酷評した。
ダン・ブラウンの原作は世界中で約5000万部が売れ、超ベストセラーとなっている。しかし、イエス・キリストは結婚して子供をつくり、その子孫が現在も生きているとの原作の中心テーマが、大論争を巻き起こしている。
トム・ハンクスが演じるロバート・ラングドンが、誰がイエスの子孫とみられるかを明かす重要な場面で、観衆は失笑をこらえきれなかった。タイムズ・オブ・インディア紙の記者は「ハイライト場面で笑いが起きた。大きな笑いでなく忍び笑い。それがすべてを物語っている」と話した。
さらにイタリアのテレビの記者は、原作を読んでいない人にとっては物語が分かりにくすぎるとして、「観客は混乱し、拍手はなく、ただ沈黙があっただけ」と話し、英国のラジオ記者は「本当に失望した。会話が下等だ。演技は悪すぎるというほどではないが、映画は原作ほどには良くなかった」と語った。〔AFP=時事〕
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「ダ・ヴィンチ・コード」鳴り止まない拍手
2006年5月19日(金)スポーツ報知
2時間32分の上映が終わると、観客はスタンディングオベーションでたたえた。拍手は5分以上も鳴りやまなかった。上映会場の「グランドシアター
リュミエール」には観客が入りきらず、急きょ隣接会場も開放された。
16日に1回、17日には3回のプレス、バイヤー向け試写が行われ、公式上映も含めると2日間で計6回上映。オープニング作品が2会場で上映されるのも異例だ。
ハワード監督は「世界であなた方が最初の観客。あなた方に楽しんでもらうために、この作品を作りました」と舞台上であいさつした。
〔スポーツ報知〕
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ダ・ヴィンチ・コードに登場する歴史的事実を年表で確認
…Comingsoon… |
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