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トム・ハンクスのコメント('06.5.20up) |
原作・映画ともに、日本とは違い、キリスト教国では様々な物議を醸し出す中、この映画に出演した当のトム・ハンクスはどのような心境で出演したのでしょう?アメリカでは「ダ・ヴィンチ・コード」の信憑性を明らかにするドキュメンタリー番組が製作されたようですが、番組制作のメインプロデューサー、ジェリー・ニューカム氏の記事と共に、日本で行われたインタビューとはちょっと違うトム・ハンクスのおもしろいコメントも見られます。実はこういう考えもあったんだ、って結構意外。
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ダ・ヴィンチ・コード論破番組作成
米テレビ番組で「ダヴィンチコード」を論破するドキュメンタリーを制作しているプロデューサーによると、最近イエス・キリストに関する事柄に対して米国内で確実に強い興味関心が寄せられているという。
"The Da Vinci Delusion(ダヴィンチの妄想)"という番組制作メインプロデューサーのジェリー・ニューカム氏は、「関心の矛先はキリスト教の異端に向けられていることもしばしばあるが、とにかく現在キリストに対して絶対的に興味関心が強まっています」と述べた。
米コーラルリッジ宣教会による"The Da Vinci Delusion"という番組ではプロテスタント、カトリックを含む15人の専門家が、ブラウン氏の、聖書と歴史の証拠に対する主張を吟味していく内容になっているという。米国中で5月13、14日に一時間枠で放送予定であるという。
ダン・ブラウン氏の小説ではブラウン氏が自己主張する多くの「事実」に基づいて語られているが、その「事実」の多くは論破することが出来るものであるという。現在企画中のこのドキュメンタリー番組は「ダヴィンチコード」映画公開の数日前に放映される予定で、ダン・ブラウン氏の本の内容を暴く豊富な情報源になるという。
以前世界中で宗教感が高まった映画として、メル・ギブソン監督の「パッション」が言及された。
ニューカム氏は、「パッション」はイエスを支持する内容であったが、「ダヴィンチコード」は反イエスの立場に立つことを述べた。
この議論をかもす映画の主演をしている俳優トム・ハンクス氏もまたこの映画はキリスト共同体を拡大させるのを助けることになるとし、米誌週間エンターテイメントに対し、
「私はこの映画は教会の仕事を促進してくれると思います。もし教会の人々が『今週水曜日に福音について議論します』と呼びかけたならばたった12人しか現れないとしても、『今週水曜日にダヴィンチコードについて議論します』と呼びかければ800人ほどの人々が議論の場に現れることでしょう」
と述べたという。
〔The Book Standardより抜粋〕
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トム・ハンクスがボイコットに反論
2006年05月12日(金) 時事通信
【ロンドン11日】
今月に公開される話題の映画「ダ・ヴィンチ・コード」をめぐって、教会や宗教指導者が同映画をボイコットするよう呼び掛け、物議を醸しているが、同作品に主演したトム・ハンクスが「彼らはまじめに考え過ぎている」と反論した。
ハンクスは英夕刊紙イブニング・スタンダードに対して、「我々は、この映画を上映されることを望まない社会の一部分があるだろうことを、常に承知していた」と語った。
ダン・ブラウン氏のベストセラーを映画化したこの作品で、主人公のロバート・ラングドンを演じているハンクスは
「映画を見に行く人は、(主題を)真に受けると非常に大きな間違いを犯すことになるだろう。本当によくできた、楽しみがいっぱいの映画。決していやな気持ちにはならないよ」と語った。
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ダ・ヴィンチ・コードに登場する歴史的事実を年表で確認
…Comingsoon… |
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